ジョルジュ・ブラックの名言
[1882.5.13 - 1963.8.31]
フランスの画家。セーヌ川沿いの町アルジャントゥイユで、ペンキ屋・装飾画家の家に生まれる。ルアーブルの美術学校、パリのアカデミー・アンベールで学び、印象派・野獣派を経たのち、ピカソとともにキュビスムを創始。共同作業に取り組むなどし、その代表的画家とされる。第一次大戦へ従軍によりピカソと離れ、新古典主義へ転向。落ち着いた静物画を多数製作した。代表作は「壜とコップ」「ギターを持つ女」「カフェバー」など。著書に、『昼と夜 ジョルジュ・ブラックの手帖』がある。
I want to express the absolute, not merely the factitious woman.
単なる人工的な女性をではなく、絶対を表現したいのだ。
In art progress consists not in extension but in the knowledge of its limits.
芸術の進歩は拡張にではなく、その限界を知ることにある。
Art is polymorphic. A picture appears to each onlooker under a different guise.
芸術は多様なものだ。一枚の絵が、見る者それぞれに違った装いをもって現れる。
It is the limitation of means that determine style, gives rise to new forms and makes creativity possible.
手段を限定すればこそ、形式が定まり、新たな様式が作り出され、創造性が可能になるのだ。
The only valid thing in art is that which cannot be explained.
芸術において唯一有効であるのは、説明ができないものである。
If there is no mystery then there is no 'poetry', the quality I value above all else in art.
もし謎がないなら、私が芸術において他の何よりも重んずる性質である「詩情」が、そこにはないことになる。
Evidence exhausts the truth.
証拠は真実を枯渇させる。
The painting is finished when it has erased the idea.
絵画は、それが着想を消し去ったときに完成するのだ。
One day I noticed that I could go on working art my motif no matter what the weather might be. I no longer needed the sun, for I took my light everywhere with me.
ある日、私は天気がどうあれ、自らのモチーフの制作を続けられることに気づいた。どこでもライトを持っていけるのだから、もはや私には太陽は必要なかったのだ。
Art is a wound turned into light.
芸術とは、傷が光に変わることだ。
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