レオニード・ブレジネフの名言
[1906.12.19 - 1982.11.10]
ソ連の政治家。ウクライナのディネプロペトロフスクで生まれる。青年時代から共産党活動に参加し、徐々に党内で昇進していく。1952年にはソビエト連邦共産党中央委員会政治局員となり、1964年から1982年まで同党の書記長を務めた。彼の指導の下、ソビエト連邦は冷戦の最中、米ソデタントと呼ばれる一時的な緊張緩和の時期を経験する。しかし、同時に経済の停滞や官僚制度の増大といった問題も顕在化し、西側諸国との技術や経済での差が拡大した。彼の時代はしばしば「ブレジネフの停滞」とも評され、後のペレストロイカへの動きの原点ともされる。内政では、反体制派や人権活動家に対する弾圧が強化された。著書や演説では社会主義の確立と発展、平和の維持と拡大を強調していたが、実際の政策はしばしばこれとは異なるものであった。著作に『回想』がある。
we Soviet people do not regard our space research as an end in itself, as some kind of "race."
我々ソビエト人民は、宇宙研究をそれ自体が目的であるとか、ある種の「競争」であるなどと考えてはいない。
Communists have always viewed the national question through the prism of the class struggle , believing that its solution has to be subordinated to the interests of the Revolution , to the interests of socialism.
共産主義者はつねに階級闘争のプリズムを通して国民的課題をとらえ、その解決は革命の利益、社会主義の利益に従属させねばならぬと信じてきた。
We act as we are bid by our revolutionary conscience, our communist convictions.
我々は革命的良心と、共産主義の信念とが命じるところに従うのである。
One of our primary tasks is to foster in people a desire to attain lofty social goals, to foster in them ideological conviction and a truly creative attitude to work.
我々の主要な任務の一つは、人々の中に高い社会的目標を追求せんとする願望を育み、イデオロギー的信念と仕事への真に創造的な態度を培うことにある。
It is madness for any country to build its policy with an eye to nuclear war.
核戦争を視野に入れて政策を構築することは、どの国にとっても狂気の沙汰である。
Detente is a readiness to resolve differences and conflicts not by force, not by threats and sabre-rattling, but by peaceful means, at the conference table.
デタントとは相違や対立を武力や脅迫や威嚇によってではなく、平和的手段によって会議のテーブルで解決する用意があるということだ。
No matter what the attacker might possess, no matter what method of unleashing nuclear war he chooses, he will not attain his aims.
攻撃側が何を保持し、どんな方法で核戦争を起こそうとも、目的を果たすことはできまい。
Today progress is so swift in all fields that the education received by young people is only a foundation that requires the constant acquisition of knowledge.
今日では、あらゆる分野での進歩は非常に速く、若者が受ける教育は、絶えず知識を習得する必要がある基盤にすぎない。
The denunciation of opportunism of all kinds was and remains an immutable law for all Marxist-Leninist Parties.
あらゆる種類の日和見主義への弾劾は、すべてのマルクス・レーニン主義の政党にとって不変の法則であったのだし、いまでもまたそうであるのだ。
Now we know not only from theory but from years of practice that just as real democracy is impossible without socialism, so is socialism impossible without the constant development of democracy.
いまや我々は理論のみならず長年の実践からも、社会主義なくして真の民主主義は不可能であるように、民主主義の絶え間ない発展なくして社会主義も不可能だと知っているのである。
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