アレキサンダー・ポープの名言
[1688.5.21 - 1744.5.30]
イギリスの詩人、批評家。古代ギリシャ・ローマの端正・簡素な様式を規範とする「古典主義文学」の代表者。生来虚弱であり、また当時イギリスではカトリック教徒は社会的に疎外されていたため学校教育を受けず、古典を独学し幼少の頃から詩作を試みた。シェイクスピアに次いで英語で2番目に引用された作家とも言われ、その詩の一部は度々使われる言い回しとして親しまれている。ホメロスのギリシャ語からの翻訳で大金を得、文学者の経済的独立を体現した例ともなった。著書は『ポープ詩選』『人間論』『批評論』『毛髪掠奪』『愚物物語』『アーバスノット博士への手紙 風刺への序言として』『道徳論集』等。
The proper study of mankind is man.
人間の真の研究対象は人間である。
Some praise at morning what they blame at night, But always think the last opinion right.
朝にほめたものを夜にはけなす人がいる。しかし、いずれにしても、最後の意見を正しいと考えるのだ。
To err is human, to forgive divine.
過つは人の性、許すは神の業。
At every word a reputation dies.
一言口にするたびに、評判は落ちていく。
A man should never be ashamed to own he has been in the wrong, which is but saying, in other words, that he is wiser today than he was yesterday.
人は間違っていたことを恥じ入るべきではない。それは言い換えるなら、昨日よりも今日はもっと賢いというだけのことだ。
He who tells a lie, is not sensible how great a task he undertakes; for he must be forced to invent twenty more to maintain that one.
嘘を吐く者は、どれほど大きな課題に手を付けたかに気づいていない。一つの嘘を吐き通すために、さらに二十もの嘘を作り出さねばならなくなるからだ。
Some people will never learn anything, because they understand everything too soon.
あらゆることをすぐに理解しすぎて、決して何も学ばない者がいるものだ。
Party is the madness of many, for the gain of a few.
政党というのは、少数の利益のための多数の狂気である。
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