ベルトルト・ブレヒトの名言
ドイツの劇作家、詩人、演出家。「叙事的演劇」を提唱し、戦後の演劇界に影響を与えた。著書は『ガリレオの生涯』『夜うつ太鼓』『暦物語』『アルトゥロ・ウイの興隆』『コーカサスの白墨の輪』『三文オペラ』『肝っ玉おっ母とその子どもたち』『アンティゴネ』『家庭用説教集』『転換の書―メ・ティ』等。
Do not fear death so much, but rather the inadequate life.
死をさほど恐れるな。むしろ、不十分な生を恐れよ。
Unhappy is the land that needs a hero.
英雄を必要とする世界は不幸である。
What's breaking into a bank compared with founding a bank?
銀行を設立することに比べれば、銀行に押し入ることなど何事であろうか。
Hungry man, reach for the book: it is a weapon.
飢えた者よ、書に手を伸ばせ。それは武器であるからだ。
Intelligence is not to make no mistakes, but quickly to see how to make them good.
知性とは、ミスを犯さないことではなく、それを素早く改善する術を見出すことだ。
The defeats and victories of the fellows at the top aren't always defeats and victories for the fellows at the bottom.
上層の同志の敗北や勝利が、いつでも下層の同志の敗北や勝利であるとは限らない。
To live means to finesse the processes to which one is subjugated.
生きることとは、服従させられているプロセスをうまくやってのけることを意味する。
War is like love; it always finds a way.
戦争は愛のようなものだ。いつでも道を見つけるからだ。
It's all right to hesitate if you then go ahead.
その後、先に進むのなら、躊躇しても構わない。
Whenever there are great virtues, it's a sure sign something's wrong.
偉大な美徳があるときにはつねに、それは何か問題があることの確かなサインなのだ。
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