エピクテトスの名言
[50 - 135]
古代ギリシアのストア派の哲学者。はじめは奴隷であったが、のちに解放された。理性的な意志の力によりアパテイア(不動の境地)に達すべきと説いた。著書はないが、語られた内容が『語録』『要録』として残されている。
It is not death or hardship that is dreadful, but the fear of death and hardship.
恐ろしいのは、死でも苦難でもなく、死や苦難への恐れである。
First say to yourself what you would be; and then do what you have to do.
まず初めに、自分自身に、自分が何者になるかを告げよ。然る後に、自らが為すべきことを為せ。
If you want to improve, be content to be thought foolish and stupid with regard to external things.
もし内面を向上させんと欲するなら、外界に関しては愚かだと思われてもよしせよ。
In a word, neither death, nor exile, nor pain, nor anything of this kind is the real cause of our doing or not doing any action, but our inward opinions and principles.
要するに、我々が何かをするか否かの真の原因というのは、死でも追放でも痛みでも、こうした類の何かでもなく、内なる意見や原則である。
It is difficulties that show what men are.
人間というのが何者であるかを示すのは、難しい話だ。
Thou shalt not blame or flatter any.
何ものをも、責めたり、褒めそやしたりしてはならない。
What you shun enduring yourself, attempt not to impose on others.
自分が我慢できないことを、他人に押し付けようとしてはならない。
If a man would pursue Philosophy, his first task is to throw away conceit.
哲学を追求しようとするなら、第一の課題は驕りを捨てることである。
Let silence be your general rule; or say only what is necessary and in few words.
沈黙を旨とせよ。あるいは、言葉少なに必要なことだけを述べよ。
Refuse altogether to take an oath if you can.
できうるかぎり、誓いを立てることを尽く拒否せよ。
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