ジョージ・ブールの名言
[1815.11.2 - 1864.12.8]
イギリスの数学者、論理学者。イギリスのリンカンシャー地方にて靴職人の子として生まれる。教育熱心な父に学び、私立学校の教師となった。独学で数学を習得し、数学誌等に多くの寄稿を行った。その大著『論理と確率の数学的な理論の基礎になる思考の法則の研究』において、0,1の真偽値に基づく論理計算の場としての「ブール代数」の体系を考案、後のコンピュータ科学に大きく貢献した。当該著作を見たラッセルは、純粋数学を発見したのはブールであるとの賛辞を呈している。
The greater our freedom from external restrictions, the more do we become the rightful subjects of the moral law within us.
外的な制約からの自由が大きいほど、我々は内的な道徳律の正当な主体となるのである。
Such a thing as irresponsible right has no existence in this world.
無責任な権利などというものは、この世には存在しないのだ。
The general laws of Nature are not, for the most part, immediate objects of perception.
自然の一般法則は、その大部分において、知覚の直接的対象ではない。
The general truth is seen in the particular instance, and it is not confirmed by the repetition of instances.
一般的真理は特定の事例において見られるものであり、また事例の反復によって立証されるものではないのである。
It is not of the essence of mathematics to be conversant with the ideas of number and quantity.
数と量との概念に精通することは、数学の本質ではないのだ。
That language is an instrument of human reason, and not merely a medium for the expression of thought, is a truth generally admitted.
言語は人間の理性の道具であり、単に思考を表現する媒体でないことは、一般に認められている真理である。
No matter how correct a mathematical theorem may appear to be, one ought never to be satisfied that there was not something imperfect about it until it gives the impression of also being beautiful.
数学の定理がいかに正しく見えたにせよ、美しいという印象をも与えるまでは、不完全な点がないなどと満足しては決してならないのだ。
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