ホルヘ・ルイス・ボルヘスの名言
In the course of a life devoted less to living than to reading, I have verified many times that literary intentions and theories are nothing more than stimuli and that the final work usually ignores or even contradicts them.
生きることよりも読むことに捧げる人生の中で私は、文学的意図や理論といったものは、最終的な作品がたいてい無視や否定をするような刺激でしかないことを幾度も確認してきたのだ。
A book is not an autonomous entity: it is a relation, an axis of innumerable relations.
本というのは自律的な存在ではない。それは一つの関係性でありまた、無数の関係性についての一つの軸なのである。
Literature is not exhaustible, for the sufficient and simple reason that a single book is not.
一冊の本においてさえ尽きることがないという、十分かつ単純な理由のゆえによって、文学というのは尽きることのないものである。
The future is inevitable and precise, but it may not occur. God lurks in the gaps.
未来は避け難く間違いのないものだが、しかしそれは現れないかもしれない。神は、その隙間に潜んでいるのだ。
Myth is at the beginning of literature, and also at its end.
神話は文学の始まりであり、またその終わりでもある。
I have always imagined Paradise as a kind of library.
私はいつも楽園を、図書館の類いとして想像したものだ。
Of course, like all young men, I tried to be as unhappy as I could — a kind of Hamlet and Raskolnikov rolled into one.
もちろん、すべての若者がそうであるように、私はでき得るかぎり不幸になろうとした。まるで、ハムレットとラスコリニコフが一つになったようなものだ。
31 - 37 / 37件
本の読み放題はコチラ |
本の聴き放題はコチラ |