キャシー・アッカーの名言
[1947.4.18 - 1997.11.30]
アメリカの作家。ニューヨークに生まれ、パンクムーブメントの影響を受けて育ち、カリフォルニア大学サン・ディエゴ校で学士号を取得後、創作活動を開始。トラウマ、セクシャリティ、暴力、フェティシズム等のテーマを扱った個性的で反差別的、アウトローな作品で知られる。ウィリアム・S・バロウズやマルグリット・デュラスに影響を受け、先行する作品の模倣するパスティーシュや、テキストをランダムに分割し再構成するカットアップといった技法を用いた。本人は自身の作品をポスト・ヌーヴォー・ロマンとしている。バイセクシャルを公言。乳癌の手術後、通常の医療を捨て、いくつかの代替医療を試すも癌の合併症により死去。著作は『血みどろ臓物ハイスクール』『ドン・キホーテ』『アホダラ帝国』『わが母 悪魔学』等。
Literature is that which denounces and slashes apart the repressing machine at the level of the signified.
文学とは、抑圧する仕組みをシニフィエのレベルで糾弾し、切り裂くものだ。
Reason is always in the service of the political and economic masters.
理性はいつでも、政治的、経済的な支配者に仕えている。
Every book, remember, is dead until a reader activates it by reading. Every time that you read you are walking among the dead, and, if you are listening, you just might hear prophecies.
どんな本も、読むことによって読み手が呼び起こすまでは死んでいるということを忘れてはならない。読む度に死者の中を歩くことになり、もし耳を傾けたなら、あるいは天啓を聞くことになるかもしれないのだ。
Women need to become literary "criminals", break the literary laws and reinvent their own, because the established laws prevent women from presenting the reality of their lives.
確立された法が女性が本当の生を示すことを阻んでいるので、女性は文学的「犯罪者」になり、文学的な法を破り、自らを作り変える必要がある。
If there is God, God is disjunction and madness.
もし神がいるなら、神は分断であり狂気だ。
There are times when the law jeopardizes those who obey it.
法は、それに従うものを危険に晒すことがあるものだ。
Pain is the world. I don't have anywhere to run.
痛みこそが世界なのだ。私に逃げ場所はない。
I need anything, anything that will stop me from living in the kind of death the bourgeois eat, the death called comfort.
ブルジョアが食らうような死、快適さと呼ばれる死を生きるのをやめるために、私には何か、何かが必要なのだ。
Sex. You can't lie to yourself sexually. If you don't want it, it's the most disgusting thing in the world.
セックス。性的に自分に嘘をつくことはできない。もし望まないのならそれは、この世でもっともムカつくことだ。
Glory be to those humans that are absolutely NOTHING for the opinions of other humans: they are the true owners of illusions, transformations, and themselves.
他の人間の意見に完全に意に介さない者に栄光あれ。なぜなら、彼らこそは幻想や変容、そして自分自身の真の所有者であるからだ。
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