サミュエル・ジョンソンの名言
[1709.9.18 - 1784.12.13]
イギリスの詩人、劇作家、エッセイスト、道徳家、文学評論家、伝記作家。イギリス初の学術的語学辞典『英語辞典』を編纂し、現代英語に広範囲に渡る影響を及ぼした。著作は『スコットランド西方諸島の旅』『幸福の探求――アビシニアの王子ラセラスの物語 』『ランブラー随筆集』『サヴェジ伝―ある頽廃詩人の生涯』『テネリフの隠者・セオドーの夢』『ドライデン伝』『シェイクスピア序説』『ポウプ伝』『スウィフト 伝記と詩篇』等。
Patriotism is the last refuge of a scoundrel.
愛国心というのは悪党の最後の隠れ家である。
He that never thinks never can be wise.
考えない者は、賢くはなれない。
The true genius is a mind of large general powers, accidentally determined to some particular direction.
真の天才とは、偶然に特定の方向に決定づけられた、大きな総合力を備えた知性である。
Man's chief merit consists in resisting the impulses of his nature.
人間の主な長所は、本性からの衝動に抗うことにある。
Learn, that the present hour alone is man's.
ただ今という時だけが、人間のものであることを知れ。
Liberty is, to the lowest rank of every nation, little more than the choice of working or starving.
最下層のあらゆる国においては、自由とは働くか飢えるかの選択にすぎない。
The only end of writing is to enable the readers better to enjoy life, or better to endure it.
書くことの唯一の目的とは、読者に人生をより楽しめるように、あるいはそれにより耐えられるようにさせることだ。
Whatever withdraws us from the power of our senses; whatever makes the past, the distant, or the future predominate over the present, advances us in the dignity of thinking beings.
我々の感覚の力を離脱させるものは何でも、つまり過去や遠いもの、あるいは未来を現在より優位にするものは何でも、考える存在としての尊厳において我々を前進させるものである。
There is no wisdom in useless and hopeless sorrow; but there is something in it so like virtue, that he who is wholly without it cannot be loved.
役に立たず望みもない悲しみに、知恵はない。しかし、そこには何かしら美徳のようなものがあり、完全にそれなしの者は愛されえないのだ。
I am inclined to believe that few attacks either of ridicule or invective make much noise, but by the help of those they provoke.
嘲りや罵りの多少の攻撃が大きな騒ぎになるのではなく、煽る人間が助長しているのだろう。
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