トマス・ペインの名言
[1737.2.9 - 1809.6.8]
アメリカ合衆国の哲学者、政治活動家、政治理論家、革命思想家。イギリスに生まれ様々な職に就くも成功せず、アメリカに移住。『コモンセンス』を刊行し、イギリス領アメリカ植民地の独立を訴えた。当該冊子は30万部を売り尽くし、独立戦争に重要な役割を果たしたとされる。その後、ヨーロッパに渡りフランス革命を支持する『人間の権利』を発表、その部数は200万とも言われるが、第二部で世襲君主制を批判したためイギリスを追放される。パリに渡りフランスの市民権を与えられ、立法府「国民公会」に加わったが、ルイ16世の処刑に反対して投獄され帰米。不遇のうちに没した。書籍は他に『土地をめぐる公正』『理性の時代』等。
Eloquence may strike the ear, but the language of poverty strikes the heart; the first may charm like music, but the second alarms like a knell.
雄弁は耳を打つかもしれないが、貧困の言葉は心を打つ。前者は音楽のように魅了するかもしれないが、後者は弔鐘のように警告を与えるのだ。
Society is produced by our wants, and government by our wickedness.
社会は我々の欲望によって生み出され、政府は我々の邪悪さによって生み出される。
Of more worth is one honest man to society and in the sight of God, than all the crowned ruffians that ever lived.
社会にとっても神の目から見ても、これまで生き戴冠したあらゆる悪党どもより、ただ一人の誠実な人間の方が価値があるというものだ。
When we are planning for posterity, we ought to remember that virtue is not hereditary.
後世のために計画を立てるときには、美徳が遺伝しないということを思うべきであろう。
I offer nothing more than simple facts, plain arguments, and common sense.
私は単純な事実と明白な議論、そして常識に過ぎないものを示す。
I love the man that can smile in trouble, that can gather strength from distress, and grow brave by reflection.
困難に微笑み、苦悩のうちに力を統べ、内省により勇気を育むことができる者を私は愛する。
He whose heart is firm, and whose conscience approves his conduct, will pursue his principles unto death.
心がしっかりしており、良心がその行いを認めているような者というのは、死に至るまで自らの原則を貫こうとするものだ。
Wisdom is not the purchase of a day, and it is no wonder that we should err at the first setting off.
知恵は一日して得らるるものにあらず。然るがゆえに、初めの出発において過つことは無理もない話なのである。
We fight not to enslave, but to set a country free, and to make room upon the earth for honest men to live in.
我々は奴隷化のためにではなく、国を解放し、正直者が生きるための場所を地上に作り上げるために戦うのだ。
Where knowledge is a duty, ignorance is a crime.
知識が義務であるところでは、無知は犯罪である。
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