リチャード・ファインマンの名言
[1918.5.11 - 1988.2.15]
アメリカの物理学者。マサチューセッツ工科大学、プリンストン大学で学び、第二次世界大戦中はロス・アラモス研究所にて、マンハッタン計画(原爆開発研究)に従事。量子電磁力学におけるくりこみ理論の研究によりノーベル物理学賞を受賞。著書は、『ご冗談でしょう,ファインマンさん』『ファインマン物理学』『量子力学と経路積分』『聞かせてよ、ファインマンさん』『ファインマン統計力学』『物理法則はいかにして発見されたか』『光と物質のふしぎな理論: 私の量子電磁力学』等。
Science is the belief in the ignorance of experts.
科学とは、専門家は無知であるという信念だ。
Energy is a very subtle concept. It is very, very difficult to get right.
エネルギーというのは、非常に繊細な概念である。それを正しく理解するのは、あまりに困難だ。
The first principle is that you must not fool yourself — and you are the easiest person to fool.
第一の原則とは、自らを騙してはならないということだ。そして、自分こそがもっとも騙されやすいのである。
God was always invented to explain mystery. God is always invented to explain those things that you do not understand.
神はいつでも、謎を説明するために考え出されてきた。神はいつでも、理解できないものを説明するために考え出されてきたのだ。
I'd hate to die twice. It's so boring.
二度死ぬのは御免だ。それは酷く詰まらない。
Scientific knowledge is an enabling power to do either good or bad — but it does not carry instructions on how to use it.
科学的な知見というのは、良いことも悪いこともなしうる力であるが、いかに使用すべきかの指示はなされていないのである。
The imagination of nature is far, far greater than the imagination of man.
自然の想像力は、人間のそれよりも遥かに大きい。
The scientist has a lot of experience with ignorance and doubt and uncertainty, and this experience is of very great importance, I think.
科学者は無知と疑いと不確実性とについての多くの経験を持っており、その経験は非常に重要なものであると私は思うのだ。
Our responsibility is to do what we can, learn what we can, improve the solutions, and pass them on.
我々の責任は我々のなしうることをなし、学びうるものを学び、解決策に磨きをかけ、それらを伝えることである。
The "paradox" is only a conflict between reality and your feeling of what reality "ought to be."
「パラドックス」とは、現実とあなたが現実が「そうあるべき」と感じるものとの齟齬にすぎない。
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