T・S・エリオットの名言
[1888.9.26 - 1965.1.4]
イギリスの詩人、劇作家、批評家。20世紀の主要な詩人の一人とされる。「現代詩に対する卓越した先駆的な貢献」により、ノーベル文学賞受賞。著作は『荒地』『文芸批評論』『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』『四つの四重奏』『異神を求めて』『教育について』『カクテル・パーティ』『文学と文学批評』等。
Immature poets imitate; mature poets steal.
未熟な詩人は模倣し、成熟した詩人は盗む。
Most of the trouble in the world is caused by people wanting to be important.
この世のトラブルの大半は、重要視されたい人たちによって引き起こされている。
Television is a medium of entertainment which permits millions of people to listen to the same joke at the same time, and yet remain lonesome.
テレビは、何百万もの人々が同じ冗談を同時に聞くことができ、それでも孤独のままでいられるような娯楽の媒体である。
Genuine poetry can communicate before it is understood.
本物の詩は、理解されるより前に通じる。
Humankind cannot bear very much reality.
人間は、全き現実には耐えられない。
The bad poet is usually unconscious where he ought to be conscious, and conscious where he ought to be unconscious.
拙い詩人というのは通常、意識的であるべきときに無意識的で、無意識的であるべきときに意識的なのである。
Only those who will risk going too far can possibly find out how far one can go.
行き過ぎるリスクを冒す者だけが、どれだけ遠くまで行けるのかを知ることができる。
There is no absolute point of view from which real and ideal can be finally separated and labelled.
現実と理想とを決定的に分類し、ラベル付けできるような絶対的な視点などというものはないのだ。
All significant truths are private truths. As they become public they cease to become truths.
あらゆる重要な真実というのは、個人的な真実である。それらが公のものになれば、真実であることをやめてしまう。
The most important thing for poets to do is to write as little as possible.
詩人にとってもっとも重要なことは、できうる限り少なく書くことだ。
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